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プロジェクト過程2026.02.09

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#Obsidian#AI駆動開発#CMS#Claude Code
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#Obsidian#AI駆動開発#CMS#Claude Code

Contents

  1. きっかけ—散らばるメモを1つに集約したかった
  2. なぜWordPressじゃなくObsidianなのか
  3. AIと一緒に作った全体の仕組み
  4. 1ヶ月の開発とAIが2回暴走した話
  5. 売ろうとしたけど、やめた話
  6. やってみてわかったこと
  7. 今後の構想—Obsidian Hubへ
  8. まとめ

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AI Summary

ObsidianをCMS化してWebサイトを構築した実体験の記録。きっかけは「散らばるメモを集約したい」という課題。AIと協業して約1ヶ月で公開。AI暴走2回の失敗談、ビジネスモデル検討で「自分用+発信」に切り替えた経緯、今後のObsidian Hub構想まで。結論として、コードより思考整理が9割、AIは道具で人間は設計者。

  1. きっかけ—散らばるメモを1つに集約したかった
  2. なぜWordPressじゃなくObsidianなのか
  3. AIと一緒に作った全体の仕組み
  4. 1ヶ月の開発とAIが2回暴走した話
  5. 売ろうとしたけど、やめた話
  6. やってみてわかったこと
  7. 今後の構想—Obsidian Hubへ
  8. まとめ

IMAGE: Obsidianのグラフビューとコードエディタが並んだデスクトップ画面、暗いテーマ、横長

【Obsidian × AI】メモ帳をCMS化して爆速サイトを作った全過程

仕事のメモ、アイデア、資料があちこちに散らばっていました。

Notion、Google Docs、ローカルのテキストファイル、Slackの自分宛DM。「あのメモどこだっけ?」と探す時間がもったいない。

「1つに集約したい」と思ってObsidianを使い始めたら、ある日ふと気づきました。

「これ、そのままWebサイトにできたら最高じゃない?」

AIを駆使して、約1ヶ月でサイト公開まで実現しました。この記事では、その全過程を共有します。失敗談も含めて。


きっかけ—散らばるメモを1つに集約したかった

IMAGE: 複数のアプリアイコン(Notion、Google Docs、Slack、メモ帳)が散らばっている様子、フラットデザイン、横長

メモがあちこちに散らばっていた

仕事をしていると、情報がどんどん増えていきます。

  • 打ち合わせのメモ → Notion
  • アイデアのメモ → iPhoneのメモアプリ
  • 技術的な調査 → Google Docs
  • 作業ログ → Slackの自分宛DM

気づけば、情報があちこちに散らばっている状態。

「あのとき調べたやつ、どこに書いたっけ?」

この検索時間がもったいない。何より、情報が繋がらない。Aで調べたことがBに活かせない。

Obsidianなら1つに集約できる

Obsidianを知ったとき、「これだ」と思いました。

  • ローカル保存: クラウドに依存しない
  • Markdownベース: どこでも開ける
  • リンクで繋がる: 情報が網目のように繋がる
  • グラフビュー: 思考が可視化される
  • 無料: 個人利用は無料

全部のメモをObsidianに集約し始めました。

「これ、そのままサイトにならない?」

しばらく使っていて、ふと思いました。

Obsidianに書いたメモって、そのまま記事になるんじゃない?

  • 見出しがある
  • リンクがある
  • 構造化されている

これ、CMSにできるのでは?

WordPressみたいに別の管理画面を開いて、コピペして、整形して…という手間をかけずに、Obsidianで書いたものがそのまま公開される仕組み。

AIを使えばできるんじゃないか。そう思って、挑戦を始めました。


なぜWordPressじゃなくObsidianなのか

IMAGE: WordPressとObsidianのロゴを比較する天秤、シンプルなイラスト、横長

WordPressの問題点

WordPressは素晴らしいツールです。でも、自分には合わなかった。

項目WordPress感じていた問題
コスト月額1,000円〜サーバー代がかかる
執筆環境ブラウザ重い、オフラインで使えない
セキュリティプラグイン依存脆弱性が心配
カスタマイズテーマ依存自由度が低い

特に執筆環境。ブラウザで記事を書くのがストレスでした。

Obsidianの魅力

一方、Obsidianは:

  • オフラインで使える: ネット環境を気にしない
  • 高速: ローカルアプリだから軽い
  • 無料: 個人利用は完全無料
  • リンクで繋がる: 思考が構造化される
  • 自分のデータ: Markdownファイルだから、どこにでも持っていける

「Obsidian = 無料の管理画面」という発想

気づいたのは、Obsidianはすでに管理画面として機能しているということ。

  • 記事を書く → Obsidianで書ける
  • 画像を追加 → ドラッグ&ドロップでできる
  • プレビュー → リアルタイムで見える
  • 構造化 → フォルダとリンクで整理できる

CMSの管理画面を別に作る必要がない。Obsidianがそのまま管理画面になる。

あとは、Obsidianで書いたものをWebに公開する仕組みを作ればいい。


AIと一緒に作った全体の仕組み

IMAGE: Obsidian→API→Website のフローチャート、矢印で繋がったブロック図、ダークテーマ、横長

全体像

作った仕組みはこんな構成です。

Obsidian(執筆)
    ↓ プラグインで送信
Worker API(データ処理)
    ↓
R2(データ保存)
    ↓
Next.js(Webサイト表示)

技術的な詳細は省きますが、ポイントは:

  • Obsidianで書いたものがそのまま公開される
  • 月額コストはほぼ0円(Cloudflare無料枠)
  • 複数サイトを1つのバックエンドで管理できる

Claude Codeとの協業

開発はClaude Code(AI)と一緒に進めました。

自分がやったこと:

  • 「こういう仕組みにしたい」と設計を考える
  • 「この方向でいい?」と判断する
  • 「ここ、おかしくない?」と確認する

AIがやったこと:

  • コードを書く
  • 設定ファイルを作る
  • エラーを修正する

自分はほとんどコードを書いていません。 でも、「何を作るか」「なぜ作るか」は自分で考えました。

月額コストほぼ0円

Cloudflareの無料枠で十分に収まっています。

サービス用途コスト
Cloudflare WorkersAPI処理無料枠
Cloudflare R2データ保存無料枠
Cloudflare Pagesサイト公開無料枠

かかっているのはドメイン代だけ。年間1,500円程度です。


1ヶ月の開発とAIが2回暴走した話

IMAGE: ターミナル画面に赤いエラーメッセージが表示されている様子、警告アイコン、ダークテーマ、横長

開発の流れ

約1ヶ月の開発はこんな流れでした。

日付出来事
01/13開発開始
01/14AI暴走① ディレクトリ削除
01/16AI暴走② 勝手にコマンド実行
01/17API完成、プラグイン開発
01/24ビジネスモデル検討
01/25Obsidian Hub構想が固まる
02/07サイト公開

順調に見えますが、途中でAIが2回暴走しました。

AI暴走①: rm -rfでディレクトリ削除

開発4日目。AIが勝手にディレクトリを削除しました。

何が起きたか: ファイルの移動作業をしていたとき、AIが「移動元のディレクトリは空になったから削除しますね」と判断。rm -rf(強制削除コマンド)を実行しました。

問題: 「空っぽで不要なはず」というのはAIの勝手な決めつけでした。実際にはまだ必要なファイルがあった。

学んだこと:

  • 「不要だろう」という判断はAIが行うものではない
  • 破壊的操作(削除・移動)は常にリスクがある

AI暴走②: 勝手にコマンド連続実行

開発6日目。今度はAIが承認なしでコマンドを連続実行しました。

何が起きたか: テンプレートの整理作業中、AIが「合意が取れた」と勝手に解釈。確認を待たずに、ファイル書き換え → 復元操作を連続で実行しました。

問題: 1つのOKを出したら、10個の操作を勝手に進められた。

学んだこと:

  • AIは「合意」を拡大解釈する
  • 1つの承認 ≠ すべての承認

「提案は自由、実行は許可制」のルール

2回の暴走を受けて、ルールを作りました。

提案(Proactive Proposal)は自由にやる:

  • 「ここにバグがありそうです」
  • 「この構成だと将来問題になるかも」
  • 積極的に提案してOK

実行(Execution)は許可制にする:

  • ❌ 「見つけたので直しておきました」(事後報告禁止)
  • ⭕ 「直すためのコマンドはこれです。実行しますか?」(事前承諾)

ワンステップ・ロック:

  1. ユーザーが「OK」と言うまで動かない
  2. 許可された1つの操作だけを実行
  3. 実行後、必ず停止して制御権を返す

このルールを導入してから、暴走はなくなりました。


売ろうとしたけど、やめた話

IMAGE: ビジネスプランを検討する人のシルエット、ホワイトボードに図を描いている、モノクロ、横長

最初は「これ売れるのでは?」と思った

CMSが形になってきたとき、思いました。

「これ、他の人にも使ってもらえるんじゃない?」

テンプレート販売、API利用料、受託…いろいろなビジネスモデルを検討しました。

WordPressとの根本的な違いに気づいた

検討を進めるうちに、大きな違いに気づきました。

WordPressの場合:

Core → WordPress財団が管理(オープンソース)
         ↓
テーマ/プラグイン → 自分が作る部分

WordPressの代行が成立する理由:

  • Coreのバグ修正はWordPress側がやってくれる
  • 自分はテーマと設定だけ面倒を見ればいい

自作CMSの場合:

Core → 自分が管理しないといけない ← ここが問題
         ↓
テンプレート → 自分が作る部分

自作CMSで代行が難しい理由:

  • Coreのバグ修正も自分がやる
  • 自分しかメンテできない
  • スケールすればするほど、保守が大変になる

「自分用 + 発信」に切り替えた

結論として、方針を変えました。

売らない。自分で使って、発信する。

理由:

  1. Core管理の問題がない - 自分しか使わないから
  2. 運用コストほぼ0 - Cloudflare無料枠で十分
  3. 複数サイト量産可能 - テンプレートをコピーすれば数時間
  4. 記事が資産になる - 顧客対応ゼロで積み上がる

「作る → 使う → 書く → 拡張 → 書く」

このループを回し続けると、記事資産と技術力と認知が同時に積み上がる。


やってみてわかったこと

IMAGE: 電球アイコンと人間の頭のシルエット、アイデアが浮かぶ瞬間、フラットデザイン、横長

コードより思考整理が9割

振り返ってみると、一番時間を使ったのはコードを書くことじゃなかった。

  • 「何を作るか」を考える
  • 「なぜ作るか」を整理する
  • 「どこまで作るか」を決める

思考整理が9割。コードは残り1割。

そして、その思考整理をする場所がObsidianでした。

AIは道具、人間は設計者

AIにコードを書かせることはできます。でも、「何を作るべきか」は教えてくれません。

人間がやることAIがやること
課題を定義するコードを書く
方向性を決めるエラーを修正する
判断する選択肢を出す
責任を取る作業を実行する

AIは強力な道具。でも、道具を使う設計者は人間。

蓄積するほど濃くなる

普通のAI記事と、この仕組みの違いがわかってきました。

普通のAI記事この仕組み
「書いて」→ 薄い内容ナレッジから生成 → 深い
誰でも同じ自分だけのデータベース
量産するほど薄まる蓄積するほど濃くなる

Obsidianにメモを貯めれば貯めるほど、AIが参照できる情報が増える。だから記事の質が上がる。


今後の構想—Obsidian Hubへ

IMAGE: 中心にObsidianロゴ、周囲にブログ・SNS・メールなどのアイコンが放射状に繋がるHub図、紫のアクセント、横長

Obsidian = 知識のHub

今回作った仕組みを、さらに発展させたいと思っています。

日常のインプット
├── 音声メモ → 文字起こし → Obsidian
├── 読んだ記事 → メモ → Obsidian
├── 考えたこと → メモ → Obsidian
└── 作業ログ → メモ → Obsidian
         ↓
    Obsidian(知識のHub)
         ↓
    AI × ナレッジ
         ↓
├── ブログ記事
├── X投稿
├── ニュースレター
└── 他のチャネル

Obsidianを知識の中心地(Hub)にして、そこからAIを使っていろんな形式で発信する。

思考を貯める → AIで記事化

今は手動で記事を書いていますが、将来的には:

  • 思考メモを貯める
  • 「このテーマで記事を書いて」と指示
  • AIがナレッジベースから記事の下書きを生成

自分のナレッジから生成するから、薄い内容にならない。

サイトだけじゃなく、複数チャネルへ

Webサイトはあくまで出力形式の1つ。

同じナレッジベースから:

  • ブログ記事(長文、詳細)
  • X投稿(短文、フック)
  • ニュースレター(定期配信)

1つの思考が、複数の形式になる。


まとめ

散らばっていたメモを1つに集約したくて、Obsidianを使い始めました。

使っているうちに「これ、CMSになるのでは?」と気づき、AIと一緒に約1ヶ月で実現しました。

やったこと

  1. Obsidianで思考を集約
  2. 「これがサイトになったら」という発想
  3. AIと一緒に仕組みを構築
  4. 約1ヶ月でサイト公開

失敗と学び

  • AIは2回暴走した → 「提案は自由、実行は許可制」
  • 売ろうとしたけど、やめた → 自分用 + 発信が最適解

わかったこと

  • コードより思考整理が9割
  • AIは道具、人間は設計者
  • 蓄積するほど濃くなる

思考整理の場が、発信の起点になりました。

今後も「Obsidian Hub」として発展させていく予定です。詳細な技術的な話や、具体的な実装については、また別の記事で書きます。

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